「セルフケア」、「養生」は健康の増進、病気の予防、また病後の保養でもあるのですが、当然ながら一日だけとか、一回だけすればいいものではない。養生は日々のことで、連続して積み重ねていくことで、終わりがあるわけでもないです。生活の中に新たに組み込んでいくルーティンは「最初」が難しい。しかし、毎日こなしていくと7日(回)ほど続けていくうちに本来の目的のことにプラスしておまけもついてきます。それは、何か。今や言わずと知れた「自己肯定感」(キラキラ)です。「自己充実感」とも言えるかもしれません。そこにはもはや誰も見ていなくても、誰かに言う必要もない、自分との約束を淡々とこなしていく行為のみがあるわけです。続ける私、えらいぞ。と。しかも、「養生」と言うのはあくまでも自分のために自分を大切にすること。心を育て、体を養う。自分の人生は自分でデザインする。そこが整うことで、改めて他人も大事にできるのでは。お灸に火をつけ、ゆらりけむりのいく先を見ながら今日の一日の無事を祈る。