自分にとってのゼロ地点というものはやはり「今」を形作っている理由であり原動力であると思う。今、見逃し配信で見れる 「安全地帯・零ZERO-旭川の奇跡-」ファンだった方はぜひ。11月22日までです。「才能」とそこに「努力」を重ねに重ねスターに絶対なりたくて、でも本当にスターになったことで失ったものは大きくて。本意ではないけど、やらければ、走り続けなければいけなかった。バンドとしてチームメンバーと一緒に、共にした時間、夢、想い。歳をとって、亡くなったメンバーもいて振り返ってみたら今もなお抱き続けている同じ想い。切なさも哀しみも諦めも全部ひっくるめての今。歌声に乗る、心に響くナニモノかの理由を理解したような気になった。スターである彼らとはあまりにも境遇が違うけれども多かれ少なかれ人にはそんなことがあるのではないか。私にとってのゼロ地点、それは父の病気なのだろうかと振り返る。ずっと病気をしていた父。もっとできることあったのでは?何が原因だったの?なぜ病気になって、死んでしまったの?人の生死に関わるようなことに「意味をつける」のは無意味かもしれないけど。それでも走り続ける玉置さんを見ながら、心を動かされながらそれでも伝え続けることを諦めたくない、とも思う。〜あの頃は なにもなくてそれだって 楽しくやったよメロディー いつのまに大切な ものなくした〜(メロディ 作詞:玉置浩二 )