湿は、静かに居座ります。帰る理由がないからです。湿は、重くなります。水を含んでいるからです。湿は、長引きます。急いでいないからです。湿は、気づかれにくいです。痛くはないからです。でも、身体は重くなります。確実に住んでいるからです。湿は、無言の同居人です。家賃は払いません。湿は、朝からいます。夜のうちに帰っていないからです。湿は、だるさを連れてきます。単独行動が苦手だからです。湿は、むくみを作ります。水はけが悪いからです。湿は、眠気も呼びます。身体を重くするのが得意だからです。湿は、頭をぼんやりさせます。晴れる気がないからです。湿は、胃腸にたまります。脾が困るからです。湿は、冷たい飲み物が好きです。居心地がよくなるからです。冷たいカフェラテを飲むと、湿は喜びます。退去する気がなくなるからです。アイスを食べると、湿はくつろぎます。冷えて長居しやすいからです。湿は、そうめんだけの昼にもいます。胃腸が弱る隙を見ているからです。湿は、甘いものにも集まります。ねっとりしたものが好きだからです。湿は、油っこいものでも増えます。重いもの同士、気が合うからです。湿は、梅雨前から来ます。予約なしです。湿は、玄関から入りません。空気ごと来るからです。湿は、洗濯物だけを乾かしにくくするのではありません。身体も乾きにくくします。湿は、床をべたつかせます。身体もべたつかせます。湿は、関節にも来ます。そこにも座れるからです。湿は、気分も重くします。身体と心は別居していないからです。湿は、やる気を奪ったように見えます。でも本当は、身体を重くしているだけです。だるいのは、怠けではありません。湿が住んでいるだけです。動けないのは、根性がないからではありません。水はけが悪いからです。湿は、気合いでは出ていきません。胃腸を整える必要があります。湿は、怒鳴っても帰りません。温めて、巡らせて、少しずつ出すのです。湿には、退去命令が必要です。白湯、湯船、軽い運動、温かい汁物です。湿は、汗ばむくらいで少し動きます。じっとしていると居座るからです。湿は、足元の冷えを好みます。下から住みつく気です。湿は、お腹の冷えも好みます。胃腸が弱るからです。湿は、はとむぎを見ると少し警戒します。水はけがよくなるからです。湿は、小豆にも弱いです。余分な水を動かされるからです。湿は、とうもろこしのひげも嫌がります。静かに水をさばかれるからです。湿は、陳皮で動きます。気が巡るからです。湿は、生姜で困ります。冷えた場所に居づらくなるからです。湿は、味噌汁で弱ります。胃腸が少し立ち直るからです。湿は、湯船でゆるみます。身体が巡り始めるからです。湿は、散歩で動きます。停滞が苦手だからです。湿は、早めに気づけば軽く済みます。長く住ませると、荷物を増やすからです。湿は、追い出すものではありません。流して帰っていただくものです。湿は、悪者ではありません。でも長居は困ります。梅雨前のだるさは、私のせいではありません。湿のせいです。湿のせいにして終わりではありません。今日から水はけをよくします。ファイト!